梵天丸ぼんてんまるであそぼ!
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2002.3.14から
1.競技場(きょうぎじょう)
1) 競技場の面は畳とし、広さは1帖とする。(上図参照)
2) 畳の上に高さ10cmのコの字型の壁を設ける。
3) 壁の長辺は140cm、短辺は65cmとし、短辺の一方を開いてスタートラインとする。
4) 競技場には、スタートライン(上図のS)、ゴールライン(上図の赤いライン)、ターニングライン(上図の青いライン)があり、それぞれテープ等で明確な線が引いてある。上図でスタートライン右端よりも右側の畳の上の領域をスタート場所という。
5) スタートラインの反対側の壁とターニングライン間の距離は10cm、壁とゴールライン間の距離は50cmとし、いずれも壁の内面 と線の壁側端との距離とする。
6) 壁や線は可能な限り直線に沿ったものとするが、5mm程度の誤差がありえるものとする。
7) 競技場の機械精度に起因する不公平に対するクレームは受け付けない。
2.ロボット
1) ロボットはスタート場所からはみ出さない大きさのものとする。
2) ロボットは自走型とし、競技者は最初にスイッチを入れる以外の操作を行ってはいけない。
3) ロボットには「前」があり、どこが「前」かを予め決めておく。
4) ロボットは競技場を汚したり、破壊したりしてはならない。また、審判や観客に危害を加えたり、公序良俗に反する行為をしてはいけない。
3.競技内容
1) ロボットはスタート領域から動作を開始し、奥の壁(W)に向かって前から進む。
2) ロボットの一部がターニングラインを通 り過ぎてから進行方向を反転して逆戻りし、ゴールラインのなるべく近くで停止する。
3) ゴールライン左端と「前」の間を測定し、これを記録とする。
4) 記録の値が小さい順に順位を決め、値が最も小さなロボットを優勝とする。
5) 次の場合は失格(記録なし)とする。
・ロボットのボディの一部がゴールラインの左端を越えてスタートライン側に来た場合。
・スタート後にロボットが壁に触れた場合。
・スタート後に競技者がロボットや競技場に触れた場合。
・1分以内の競技を終了しない場合。
4.記録方法
1) ロボットの「前」とゴールラインの距離を計測する。
2) 距離の定義は、ロボットの「前」端を畳の上に垂直に射影した点からゴールライン左端までの距離(垂線の距離)とする。ゴールラインが曲がっている場合は、直近のゴールライン左端までの距離とする。
3) 計測は直角定規を用いて厳正に行い、値を0.1mmまで読み取り記録とする。
4) 記録測定員の測定は公正なものとし、原則としてクレームは受け付けない。